戦国の宇宙(ソラ)へ。

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日曜日、車検の受け取りを兼ねて近所をブラブラとバイクで走ってきた。ブラブラと書けば、のんびりゆったりと走ってるように感じるが、日曜日は朝からもの凄い風。

バイクは走ってる時は至極安定しているが、停車中、例えば信号待ち等では逆に不安定になる。何の障害物もなく、直線を普通に走ってる場合に転倒する事はまずない。

強風吹き荒れている時に信号待ちで約350Kg(自体重込み)の車体を片足で支えるのはかなり苦労する。一方向から連続して吹いている風なら風下側の足でバイクを支えれば済むが、前後左右から乱れて吹く風はやっかいである。

強風と言えば、数年前、台風2x号のど真ん中をバイクで走った事がある。(何号だったかは失念)

福島への日帰りツーリングの帰り、東京方面に走っていて、茨城辺りで台風のど真ん中に突っ込んだ。暴風雨である。気象庁の予報では「風速40m/s」。

暴風雨の中をバイクで走っていると風はもはや風では無くなり、一つの「壁」となって襲ってくる。巨大な神の手でバイクと体全体に往復ビンタ喰らったような感じとでも言えばわかりやすいであろうか。

そんな中、時々不思議な体験をする。
突然無風状態になるのである。

バイクの速度が120〜時々150キロ(ちなみに法定速度ではない)、それが無風状態になるので風速も120〜150キロ出ている事になる。全くの無風になるので一瞬宙に浮いたような錯覚に陥る。

無風状態の中、どこから飛んできたのか葉っぱ、木の枝や大きい物ではトタン板等がバイクと併走する。時速150キロで飛ぶトタン板・・・。

一瞬の無風状態の後、突然「風の壁」と「雨の矢」が左右、もしくは前方から襲いかかる。酷い時は1車線分くらい軽く飛ばされる。ヘルメットは風で左右に揺さぶられ、無防備の首に雨の矢が突き刺さる。

四輪では味わえない「自然との対峙」。
バイクが止められない理由の一つである。



テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク

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